< 豚頭骨 >
関東地方などの豚骨ラーメン店では、
豚骨といえば、
ゲンコツ(大腿骨)や背ガラ(背骨)、アバラ骨など を主に使用し、
豚頭骨を使用するお店は、それほど多くないようにも思えます。
しかし最近では、豚頭は独特の旨味を持ったダシが取れるため、
豚頭骨を使用するお店が、増えている? ような気がします。
良いダシが取れ、コストが安いこと、同じ豚骨でも、差別化が図れることも一因かもしれません。
豚頭骨 ( とんとうこつ )は、 豚頭(とんとう)、豚の頭蓋骨、頭骨、豚カシラ、粒ガラ、つぶガラ
などとも呼ばれます。
その名の通り、豚さんの頭の骨です。
鶏バージョンですと、
鶏頭 ( けいとう )もありますね。
これもちょっと抵抗感のある見た目です。
鶏ガラや丸鶏ほどポピュラーな素材ではありませんが、
スープの出汁として煮込んでいるラーメン店、中華料理店はあると思います。
※ AKB48のメンバーがラーメン店の仕込みで豚頭骨を持ち、ビビる様子。
(
Youtube動画 ラーメン屋修行 6分15秒付近から )
わたしも、豚頭骨を触るのは苦手です。
毎日触っていれば、鶏ガラ・丸鶏の処理などと同様、慣れてしまうのかもしれませんが。
< 市場に出回る豚頭の種類 >
豚頭は下記のような形体で、市場に出回っている模様です。
1: 耳・舌・皮・肉・頭蓋骨・脳 などが付いているもの。(顔そのまま)
2: 頭蓋骨のみ (上あご) ・ 脳入り
3: 頭蓋骨のみ (上あご) ・ 脳無し
ラーメン店では、一般的には
2か3の、頭蓋骨のみ を使用するケースが多いと思います。
2の脳入り 頭蓋骨が一般的で、
3は出回っているのか詳細は不明です。
豚耳や肉などは食用にもなりますし、その部分も付いている
1の豚頭は高価になります。
時折、業務用スーパーや一般スーパーで売られているのは、
1の肉付き豚頭がほとんどです。
普通の人は頭蓋骨のみを買っても、食べる部分がありませんので・・・
※ 2と3の下アゴはどこに行ってしまうのでしょうか・・・ 素朴な疑問。
ラーメン屋さんのように頭蓋骨のみを入手したい場合は、肉屋さんに用途を説明して、
欲しい部分を正しく伝えて、取り寄せてもらうと良いと思います。
1の豚耳や肉付きの豚頭でも、もちろんスープは取れますが、コストが多くかかることと、 毛付き豚頭の場合は毛を焼いたり、毛が無くても少し解体をして血抜きを丁寧に行うなど、 下処理には手間がかかると思います。また肉がある分、サイズも大きくなるので、
そのままでは家庭用の寸胴には入りきらないかもしれません。
( 解体方法は少し下に、リンクがあります。 )
豚骨や豚肉は、銘柄が付いているかどうかで値段が大きく変わりますが、
普通の国産豚の頭蓋骨であれば、安ければ
1個100円台~ となるようです。
( 首都圏の業務用の卸し価格です。 小売りの場合は高くなるケースも多いと思います )
養豚業が盛んな地域であれば、もっと安く入手することも可能だと思います。
( 豚頭骨が買えそうなお店 )
近所のお肉屋さんでも、取り寄せが可能なお店はあると思います。
◆
<楽天通販> お肉工房 黒豚頭骨 ◆
マエダポーク通販 兵庫県 ◆
三河屋 東京都荒川区荒川1-35-4 ◆
立川臓器 東京都国分寺市 ◆
SSフーズ ( 自作キットや、粉砕ガラパックも販売 ) 愛知県名古屋市
< 豚頭骨 : ラーメン店での下処理 >
ラーメン店では、
他の豚骨以上に下茹で・血抜きを丁寧に行い、臭みを取っていると思います。
それぞれのラーメン屋さんの考え方によって、下処理の方法は異なると思いますので、決まったやり方というのはないと思いますが、おおむね下記のような方法だと思います。
豚頭骨の下処理も、内容はゲンコツの下処理と同じなのですが、なるべく臭いを出さないようにするには、ゲンコツよりも時間をかけて、丁寧に下処理を行ったほうが良いかもしれません。
A店の場合: 頭蓋骨は数時間から一晩程度、水に漬けておき、血抜きをする。
→ その後、水洗いをしながら、中に入り込んだ血合いをタワシなどで洗い流す
B店の場合: 上記の下処理に加え、お湯で30分 ~ 2時間程度、下茹でをする。
C店の場合: 水には漬けず、そのまま生や冷凍の豚頭骨をお湯で下茹でし、
アク抜きをする。
→ その後、水洗いをしながら、中に入り込んだ血合いをタワシなどで洗い流す
豚頭骨を手に持って血合いを洗い流したりするのは、精神的にも慣れが必要ですね。
※ 目玉はそのまま煮込んでも、取り除いてしまっても、どちらでも構いません。
※ 皮・肉付きの豚頭は、そのまま煮込むと臭みが出やすいかもしれません。
毛付きの場合は表面の毛を焼き、豚耳や皮・肉をはがして解体し、
耳や頭蓋骨などを 下茹でするのがベストかもしれません。
( ラーメン店では肉付きを使用するお店は少ないかもしれません )
注意! ショッキングな写真ですので、心臓の弱い方は見ないで下さい
< フランス料理店での、豚頭の解体方法 >
http://salle-a-manger.de-blog.jp/oyaji/2011/11/post_034a.html PDFファイルで解体の様子が解説されています。
フレンチの料理人の方も、やはり解体作業には抵抗感があるみたいです。
◆ さて、ここからが問題です ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ラーメン店では、頭蓋骨の中に入っている、
脳 も煮込むのか、否か・・・ ?
これは、お店によって異なるみたいです。
ただ、ラーメンレシピ本などを見ると、脳も煮込んでいるお店が多いように思います。
豚頭の脳や骨髄からは、独特の甘味・うま味が出ることになっています。
えっ 脳ミソも煮込むの? と思う方もいるかもしれません。
でも、脳は料理としても食べられているそうです。 アメリカの南部にも脳料理があるそうです。
アジアなどの国でも食べられているみたいで、食べた人の感想は、「白子みたい」
どうやら、まったりした味みたいですね。
( 刺身などもあるとか・・ 刺身は、少しあっさりした味らしいですが、生食して平気なの? )
消化器官である大腸などを食べるホルモン料理といい、豚さんは残す所なく頂けるようです。
私は、ホルモンは自分から好んでは食べませんが・・・。
でもソーセージは好きだから、豚さんなどの腸は、喜んで食べていることになりますね・・
※ ラーメンレシピ本を数冊持っていますが、脳については、触れられていないものが多いです。
1冊だけ、某有名店の材料として、「
豚頭骨(脳入りのもの) 」と書いてありますが、
それ以外の本には、何も書いてありません。
材料の写真や、寸胴で煮込まれているシーンの写真は、頭蓋骨が割られていない状態のものがほとんどですので、おそらく、脳も煮込まれているものと思います。
脳を煮込まないのであれば、脳は取り除く・・ という表記があるはずですし。
旨味のあるダシが出る部位を、あえて捨てる必要もないですしね。
脳が入っているのが普通だから、あえて脳のことは書いてないのかもしれません。
もしくは、編集者があえて記述を避けているのか、単に知らないだけなのか・・・?!
食材卸し業者さんのHPにも、
「 脳みそは傷みが早いので、鮮度のよいものを選ぶ・・ 」みたいなことが書いてありますね。
追 記:
豚頭骨の取扱業者さん数社に聞いたところ、扱っている豚頭骨はすべて脳入りで、
出汁そのものは骨というより、脳や髄から出るため脳ごと煮込むのが一般的との回答でした。
◆ いっぽうで、脳は使わないお店も ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
豚頭を使用するラーメン店の中には、脳の部分は使わないお店もあるそうです。 少数派?
中に入っている脳を、どうやって取り出すのか?
詳細は不明ですが、下記のケースが考えられます。
(1) 加工業者さんが、すでに脳を抜いてくれている
(2) 煮込む前に頭蓋骨を割り、脳を取り出す
(3) ある程度煮込んで、骨が柔らかくなったら割り、脳を取り出す
(2)の、煮込む前に脳を取り出す方法は、下記サイトが参考になります。
ラーメン屋さんがここまでやって、脳を取り出しているかは不明ですが・・・
または、トンカチで叩きまくれば、割れるかもしれません。
私は叩いて割ったことはないので、トンカチだけで割れるのかどうかは分かりませんが。
注意! ショッキングな写真ですので、心臓の弱い方は見ないで下さい
( 女子高生が行う、豚頭の解剖実習の様子 )
http://taniyan.dtiblog.com/blog-entry-220.html ( フランス料理店での、豚頭の解体方法 )
http://salle-a-manger.de-blog.jp/oyaji/2011/11/post_034a.html PDFファイルで解体の様子が解説されています。
フレンチの料理人の方も、やはり解体作業には抵抗感があるみたいです。
( ブタの脳料理 )
料理の一例 :
http://blog.goo.ne.jp/kyo-rin7kym/e/d6d6c5f24afe1eefc8d5d1ec062a3f2f http://www.bs-asahi.co.jp/shokuen/food_58_01.html http://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=yj-%80%E6%上記アドレスでリンクできない時は、「 豚 脳 料理 」で検索すれば、色々出てきます。
< 濃厚 豚頭スープの作り方 >
>> 豚頭骨を使用したスープ作りの模様はこちらです。
http://fxjiro.blog117.fc2.com/blog-entry-37.html前述の方法などで下処理した豚頭骨を寸胴に入れたら、水を加え、火にかけます。
( 水から煮込みます )
家庭サイズの寸胴だと、豚頭骨が収まりきらないこともあるかもしれません。
煮込む前に小さく割ってしまう方法もありますが、 ある程度お湯に浸かる場合は、
そのまま煮込んで、柔らかくなってきたら、砕いてスープに混ぜ込んでいけば良いと思います。
白濁または茶濁したクリーミーな白湯スープを作る場合は、
ゲンコツと同様、長時間、強い火力で煮込みます。
( 焦げ付かないよう、かき混ぜながら )
ラーメン店では、豚頭骨100%で作るお店もありますし、げん骨や背ガラを混ぜるお店、 さらには鶏ガラも少量加えて、旨味の相乗効果を出しているお店もあります。
< 分量 >
ガラの分量は、作りたいスープの濃度によって異なりますが、ゲンコツなどの部位も含めて、 一杯400ccあたり、豚骨を300~500g 以上使用すれば良いと思います。
アッサリした豚骨スープなら、それより少なくても大丈夫だと思います。
< 骨割、煮込み時間 >
煮込みから数時間経って、骨がもろくなってきたら、かき混ぜながら骨を砕いていきます。 鍋底が焦げ付かないよう注意しながら、時々、鍋底をこするようにしてかき混ぜます。
煮込み時間は12時間 ~ 24時間、
豚頭骨をスープに溶け込ませるくらい煮込むとなると、
24時間程度は必要だと思います。
超濃厚スープのお店では、古いスープに新しいスープを継ぎ足し(または新しい豚ガラに入れ替え)、呼び戻し製法で3日くらいかけ、濃度を高めているケースも多いようです。
※ なるべくニオイを抑えたい場合は、
頭蓋骨は割らずに、じっくりと中身から出汁を取る方法も考えられます。
< その他の材料 >
豚100%にこだわるお店では、
豚骨や背脂、豚足などの、ブタの材料以外は何も加えないこともあります。
香味野菜や、旨味を加える材料を入れる場合は、
< 臭い消しの香味野菜 >
ネギの青い部分、ニンニク、しょうが、りんご、ごく少量の酢、酒 など
<甘味・旨味を加える材料>
たまねぎ、にんじん、白菜、キャベツ、イモ類、昆布、
魚介( かつお節や鯖節、煮干し、干し貝柱等 )など一般的な材料
豚背脂は入れたほうが、乳化しやすくなるようです。
豚100%スープの長浜系有名店のご主人も、
「 脂は入れないとダメだよ 」っと仰ってました。
その他には、豚肉、豚皮、豚耳、腹脂、アミ脂(網脂)、雑骨、テール(しっぽ)・・・など、
あらゆる豚の材料を使うお店もあると思います。
※ あっさり目のスープでも、豚頭骨を使用しているお店はあります。
アッサリ目でしたら、火力は弱火~中火となると思います。
※
とんこつラーメンのタレの作り方 ・ 材料はこちら ※
豚骨ラーメンの作り方、鶏ガラらーめんの作り方、下処理方法など。 基本編
< ツーンとくる、とんこつ臭 >
ゲンコツや背ガラを使用した豚骨ラーメン店では、それほど強烈なとんこつ臭はしませんが、
豚頭を使用したラーメン店では、独特のツーンとした臭気が店内外に漂っていることがあります。
このにおい、豚頭骨から発生しているニオイなのでしょうか?
それとも、豚皮や豚耳など、他の材料も影響しているのでしょうか?
人によってはこのツーンとした臭いを、
納豆っぽいとか(発酵臭という意味?)、おヘソのゴマの臭い、さらには足の裏クサイだとか、
足の爪にたまった汚れの臭い、養豚場のニオイ?・・・ などと表現します。
私の知人にも何人かおりますが、
そのツーンとする臭いが、どうも苦手な人も多いようで、
もはや美味しそうなラーメンの香りや、匂いというレベルには感じないそうです。
私はこの臭いは平気で、そもそもラーメン好きになるきっかけが、
豚頭骨を使用した東京の博多ラーメン店でしたので、抵抗感はありません。
※ ツーン臭とはニオイの種類が違いますが、
ヘドロの臭い・・ などと表現する人もいますね。
ヘドロの臭いについては、思い当たるフシが少しあります。
ラーメンスープや、チャーシューの茹で湯を、夏場などに高温下で一晩、放置しておくと、モワっとしたヘドロのような臭いになることがあります。腐っているような臭いです。 ただ、さすがにラーメン店で、私はこの臭いは嗅いだことはありません・・
某G系インスパイアのお店で聞いたところ、呼び戻し用のスープは夏場でも、夜中は火を止めて、常温に放置しているのだそうです。 冷蔵しなくて平気なの・・?と思いましたが、連休の時以外は、冷蔵や冷凍はしないそうです。
( それを聞いて、夏場はそのお店に食べに行くのはやめようと思いましたが・・・ )
再加熱しても発生する食中毒 はありますし、常温放置はちょっと危険なんですけどね。
私が少しお手伝いをしていたお店は、ちゃんと残ったスープは冷蔵庫に入れていましたが・・・
( とんこつ臭が少ないお店・・ )
豚頭骨を使用したお店でも、あの
ツーン臭はそれほど、気にならないお店もあります。
トンコツ臭い ・ 臭くないの違い / ツーン臭の原因はどこから・・・?
・ 豚頭以外に使用している材料の違い?
・ 脳の有無?
・ 下処理の仕方?
・ 材料の量が多い、少ない?
・ 取りきりスープか、呼び戻しスープかの違い? それによる煮込み時間の違い?
・ その他の理由?
※ 業務用スープでも、臭いが付いている製品はありますので、
業務用スープだから臭くない・・っとは言えないようです。
呼び戻し製法で濃厚なスープを作っているお店では、ニオイも継ぎ足しされて、蓄積されてしまう可能性は考えられると思います。 換気扇の排気ダクトにも、臭いはこびりつきそうですし。
取りきりスープの場合は、その都度、寸胴も洗いますし、煮込み続ける時間も少なくなるでしょうから、臭いが抑えられる可能性はあると思います。
あの強烈な臭いを回収できる換気扇のフィルターでも作ったら、売れそう?ですね。
家庭で豚頭骨を一回煮込んでも、それほど臭いが気にならない場合、一部のラーメン店での強烈な臭いとの違いは、煮込み続ける時間と、材料の分量が大きく影響しているのかもしれませんね。
では、
ゲンコツや、背ガラを呼び戻しで延々と作ったら、ツーン臭は出るのでしょうか? 例えゲンコツでも、家庭で延々と実験するのは無理ですので、
どうなるのか私には分かりません。
豚頭骨を使用しないお店でも、呼び戻しのようにスープを継ぎ足して作るお店がありますが、 一部の豚頭骨を使用しているラーメン店の店内のような、ツーンとしたニオイはしません。
ゲンコツや背ガラといった骨、豚肉、背脂の臭いは充満していても、ツーン臭とは違うと思います。
そうなると、やはりツーン臭の原因は、蓄積された豚頭骨スープの臭いなのでしょうか?
< 豚頭骨を使用したスープ作りの模様 >
http://fxjiro.blog117.fc2.com/blog-entry-37.html
< 豚頭骨 : プロの作り方 >
http://ameblo.jp/gofu-ken/entry-11078208157.html
http://ramen.yahoo.co.jp/recipe/index4.html
< ちょっとだけ気になる、アメリカでのニュース記事? >
豚の脳 について調べていたら、
アメリカで起きたという、あるニュースに行き当たりました。
これは、詳しい情報があまりなく、
日本ではあまり大きく取り上げられなかった?ニュース ですので、
どこまでが正確な情報なのかよく分かりませんが、
おおまかに書くと、下記のようなニュース記事らしい、です。
「 ブタの頭部を解体して、食用に脳を取り出していたアメリカの食肉工場で、
圧縮空気で飛ばされたブタの脳(生の状態)の微粒子を吸い込んだ従業員が、
原因不明の神経・免疫疾患を発症した。
症状は、
脊髄炎、倦怠(けんたい)感や、脚のしびれやうずき、痛み、歩行困難など。」
牛の脳などは、BSEの問題で食べることはしませんが、豚の脳は普通に食用にされている地域があります。
加熱された豚の脳を食べたからといって、上記のような病気になるという記事ではなく、
あくまで解体作業中に、肺に吸い込んだ「ブタの生の脳」の微粒子が、人間の免疫系に影響を与えて、問題が出たらしい、というニュースのようです。
生の「ブタの脳」の微粒子を吸い込む ( 胃ではなく、肺に )
→ 侵入者が肺に入って来たので、人間の体内にはその抗体ができる
→ ( ブタの脳は、人間の脳に重複する部分があるため、下記の問題が発生 )
→ 体内に作られた抗体が、異物(ブタの脳)と勘違いして自分の神経を誤って攻撃
このニュースの続きは、あまり日本語サイトでは情報が見つかりません。
ただ、一応、このような問題が起きたらしい? ので、
豚頭をラーメンスープとして使用する場合、骨を割って脳を取り出すことがある時は、
記憶の片隅にでもこの話しを置いておくと良い? かもしれません。
工場のように、相当な数を解体しない限り影響はないかもしれませんが・・・
あと、エアーで吹き飛ばしたことも、脳の粒子が散った大きな原因のようですので、
手でそっと脳をはずす分には大丈夫?
骨を割らずにそのまま豚頭を煮込んでしまう場合は、生の状態の脳は露出しませんし、
長年、食用にされている部位ですから、今のところは特に問題になっていないようです。
※ 日本の学校でも、豚の目玉の解剖実験をしたら参加した学生が体調不良に・・
というニュースがあったようですが、これは一般的なウィルス等の原因も考えられるそうです。骨や生肉などを触ったら、手をよく洗うというのは基本ですね。
たまに、生肉を触った手で、そのまま調理を続ける不衛生な飲食店もありますが・・・
上記のアメリカでのニュースについては、検索をするといくつか記事がヒットしますので、 興味がある方は検索して読んでみて下さい。
http://search.yahoo.co.jp/search?豚 脳
※ リンク切れの場合は、
「 豚 脳 アメリカ 神経疾患 」で検索すればヒットすると思います。